日本の自然風景写真

私が見た、撮った、日本全国の美しい自然を求めて20数年 兵庫県在住 アマチュア写真家 植田

病気の原因は

       すばらしき仏法の教え 



病気の原因は(教学解説~)


自分自身が病気になり、あるいは家族や肉親が病気になって悩んでいる者がじつに多い。これらの病気のなかでは医者や薬で比較的簡単に治るものがあるが、医者や薬では絶対になおらない病気がある。仏教においては、そのような病気の原因をどう説き、またどうしたらなおると教えているか。御書には次のようにおおせられている。

「大田入道殿御返事」(御書全集1009ページ) 又云く

「病の起こる因縁を明すに六有り」

一には四大順(しだいじゅん)ならざる故に病(や)む

二には飲食節(おんじきせつ)ならざる故に病む

三には座禅調(ざぜんととの)わざる故に病む

四には鬼便(きたよ)りを得る

五には魔(ま)の所為(しょい)

六には業の起るが故に病む 云云、

大涅槃経に云(いわ)く
  世に三人の其の病治し難き有り

一には大乗を謗ず

二には五逆罪

三には一 闡堤(いっせんだい)

是(か)くの如(ごと)き三病は世の中の極重なり 云云

治病大小権実違目(ちびょうだいしょうごんじついもく)(御書全集995ページ)

夫(そ)れ人に二の病あり一には身の病・所謂(いわゆる)地大百一・水大百一・火大百一・風大百一・已上四百四病なり、この病は設い仏に有らざれども・之を治す所謂治水・流水・耆婆(ぎば)・扁鵲(へんじゃく)等が方薬・此れを治するにゆいて癒えずという事なし、二には心の病・所謂三毒乃至八万四千の病なり、この病は二天・三仙・六師等も治し難し何に況や神農・黄帝等の方薬及ぶべしや、又心の病・重重に浅深・勝劣分れたり。

中務左衛門尉(なかつかさえもんのじょう)殿御返事(御書全集1178ページ)

夫(そ)れ人に二病あり、一には身の病 乃至二には心の病

以上のように大田入道殿御返事には止観の文を引き、六の原因をあげて [check]特に業や魔鬼の所為によって起こる病は、仏法によらなければなおすことができないことを示されている。次の治病抄の文は、身の病と心の病とし、身の病は医者でなおるが、心の病は仏法によらなければならないとし、心の病に、また重々の浅深を立てて、六道凡夫の病は小乗経でよい。小乗の病は大乗経で治す、権大乗(ごんだいじょう)の病は実大乗の法華経をもってなおす、法華経の流布すべき時代に権大乗を流布し、その謗法(ほうぼう)によって起こる病は、権大乗をもってなおそうとしても効力がないのみか、かえってその勢いを増す、法華経にまた二経あり、迹門(しゃくもん)と本門(ほんもん)であって末法(まっぽう)には法華経の本門が流布(るふ)すべきであり、それ以外の経教はすべて謗法(ほうぼう)となり、かえって病を増長するばかりであると、ご教示なっている。

ゆえに、日蓮大聖人御みずからもご病気の時は四条金吾殿の良薬を服せられたように、医者や薬でなおる病気は、それでよろしい。しかし医者や薬で治らぬ業病(ごうびょう)や心の病は、正法誹謗(しょうほうひぼう)の罪で病になったのであるから、あくまでも正法を信ずる以外にはなおらない。たとえ、なおったように見えても、他の業病(ごうびょう)におかされるのである。その原理は法華経譬喩品(ほけきょうひゆぼん)に説かれている。

法華経普賢菩薩勧発品(ほけきょうふげんぼさつかんぱつぼん)第二十八にいわく「是の教典を受持せん者を見て、其の過悪を出さん。若しは実にもあれ、若しは不実にもあれ、此の人は現世に白癩(びゃくらい)の病を得ん、若し之を軽笑(きょうしょう)すること有らん者は、当(まさ)に世世(よよ)に、牙歯疎欠(げしそけつ)、醜脣平鼻(しゅうしんびょうび)、手脚繚戻(しゅきゃくりょうらい)し、眼目角唻(げんもくかくらい)に、身体臭穢(しゅえ)にして、悪瘡膿血(あくそうのうけつ)、水腹短気(すいふくたんけ)、諸々の悪重病あるべし」

法華経譬喩品第三にいわく「若し医者を修め、方に順じて病を治せば更に他の疾(やまい)を増し或は復(また)死を致さん、若し自ら病有らば人の救療すること無く設(たと)い良薬を服すとも而(しか)も復(また)増劇(ぞうぎゃくせん。

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