旅日記３

水ヶ塚駐車場
　２００７、１、２６Ａｍ１０：０９
　　　　　水ヶ塚（腰切塚）駐車場
　　　　　　　そろそろ出発しようかな。
　　　　　　　次の目的地は十里木高原を下って行き富士サファリの傍にある忠ちゃん牧場付近だ。

　　　　　　　　十里木高原
　　　　　　２００７、１、２６Ａｍ１１：０２　草原と富士と家内　　真白き富士の峰　ベリーグッド　
　　　　　　水ヶ塚から１時間ほどで到着しました。　　
　　　　　　忠ちゃん牧場近くの草原（十里木高原）静岡県裾野市　さあ次の目的地へ急ごう。

二十曲峠
　　２００７、１、２６　Ｐｍ２：５１　二十曲がり峠山梨県（忍野村）　くねくねと曲がった坂道（雪道）を登って来ました、牧場から約４時間弱で到着です、富士山が見えました。

二十曲峠
　　　２００７／１／２７　Ａｍ６：４０　雪が吹雪く峠の頂上の愛車　昨日の夕暮れに峠の頂上に着いてテントを張りこの中で食事をしたが標高が高いので少し気分がすぐれなかった、薬を飲んで車に入り朝まで眠りについた。朝起きて見ると辺り一面が雪の世界だった。夜中は猛吹雪で車がかなり揺れていたが車の中は安全だった、張ったままのテントも飛ばされずに済んだ、松にロープで縛りつけていたのが良かったのかな、テントの中は雪と水が入って濡れていた、１部のシートは吹雪に飛ばされ木に引っ掛かっていた。
何処へ行っても楽な撮影はない、しかし自然の中に溶け込むのが楽しくて仕方がないのである。

二十曲峠０７／１／２７　Ａｍ６：４２　薄暗い朝、風が止んで雪も降っていなかったので三脚とザックを出して、カメラを据え付け朝陽が昇って来るのを待つ、朝五時ごろ据え付けていると、何台か車が上がって来たのだが、直ぐに引き返していった、一人だけが私共の横に大判カメラを据えて待機していた。どちらからお出でになられましたか、とか話しかけたり話しかけられたり、この言葉のやりとりが楽しい。この御方は横浜から来られていた、日本各地に限らず富士山を撮影に来ると必ず
何人か横浜から来られた人に出会う、横浜は芸術が盛んな所と聞くが本当なんだな、自然を愛しむ人々との一期一会の出会いが楽しい。

二十曲峠０７／１／２７　Ａｍ７：５２　もう明るくなりすぎました、撮影時間は過ぎてしまいました、６時前後に薄くピンク色に染まった富士が撮れました。私はペンタ６ｘ７で家内はキャノンイオス１で撮影出来ました。この場所は確か３回訪ずれたのかなと思います。１回目は１６年前の１月３日に、この地へ来ました此の時はなんと無謀にも５５０ｃｃのスバルサンバー軽ワゴン車で家内と二人で来ました、しかも淡路から高速道路（阪神、名神、東名）高速を利用してでした。その年の１２月３１日の大みそかに名神高速のハタショーパキングを少し過ぎた所で車のエンジントラブルにみまわれてストップ東名富士インターまで後４００ｋｍ以上はあったと思いますが、大変でした。非常板を立て車を路肩に止め横殴りの雪の中パーキングまで歩き☎、３時間程して来てくれたジャフの御世話になりました。多賀サービスエリアまで引っ張ってもらい、見てもらった所、寒さのなか高速で走り続けたせいでガソリンが一時的に細いパイプの中で氷り途中で流れなくなったらしい、淡路まで戻るにも既に３００ｋｍほどの距離があり、富士インターまでも４００ｋｍ以上ある、さてどうしたものか此処が思案のしどころだ、ジャフの方に聞いたところ時速６０ｋｍくらいでだましだましゆっくりと走れば行けない事は無いと、ええいままよ、行くしかない、前え進むのだ、此処で初めてジャフに入会しました、この時ほど有難いと思った事はありませんでした、エンジンが掛った時はジャフの方が神様にみえました。あの時は本当にありがとう御座いました。いまでは家内と二人の家族会員になっています。で思い起こせばこの年の一月四日の夕方東名高速に入り淡路へ帰宅しましたが、約二週間後の一月一七日に阪神淡路大震災が起きました。此処淡路島洲本市の私の自宅二階建では家がつぶれるかと思う様な揺れ方をしました。二か月ぐらいは余震が続いたと思います。で夜は何時でも逃げる準備をしてズボンと服を着たまま布団にもぐって寝ていましたので後で少し身体の変調をきたした事がありました。でも仕方が無いですよね、恐ろしい地震ですから。此の二十曲り峠の名が出て来ると大震災を思い出します。